根深誠さん
75才最後の探索を
支える有志の会
〈 特典2 〉
30口以上ご寄附された方は
探索結果をまとめたDVDを進呈
次の銀行口座へ寄付金を振込してください。なお振込手数料はご負担ください。
青森銀行 城東支店 普通3121751 根深さんを支える会事務局長 山本昇
根深誠さんがライフワークとして約50年間追い続けてきた「河口慧海(かわぐちえいかい)」のチベット越境ルートの探索について、その総仕上げに臨むこととなりました。
明治時代に禁断の国とされたチベットに仏教の原点を求めて潜入した慧海のチベット越境ルートは「ヒマラヤに残された最後のロマン」と言われており、根深さんは人生の半分以上をその解明に捧げてきたと言っても過言ではありません。
根深さんは75才、これが最後の探索となると思います。
新型コロナの影響で世界が混沌とし、さらには領土拡大のために先進国が他国に侵攻するという戦禍の最中にあっても、決してぶれずに自ら決めた道を邁進する根深さんの姿には「人間の強さ」の根源を感じずにはいられません。
そこで、私たちは、ロマンを追い続ける根深さんの生き様に共鳴するとともに、今回の探索を支援するため、以下のとおり寄付金を集めることといたしました。
今回の探索を成功に導くためにも、是非とも多くの方々からご理解とご協力を賜りますよう心よりお願いを申し上げます。
青森県立弘前高等学校、明治大学農学部卒業。同大学山岳部OB。
小学校の時から登山に親しみ、家を出てから下駄履きで岩木山登山をして帰って来たときもあった。
1964年1月に岩木山でおきた大館鳳鳴高生の岩木山遭難事件では、同じ高校生として厳冬期の岩木山に偶然居合わせ、捜索活動などに参加している。このため、この事件を扱ったテレビドラマ(2001年8月20日NHK放映 ノンフィクションドラマ『遭難』)や、開高健賞を受賞した田沢拓也「空と山のあいだ」に高校生時代の根深が出てくる。
1977年ヒマール・チュリ、1981年エヴェレストともに失敗。1984年にはアラスカ・マッキンリーで行方不明になった先輩仲間の植村直己の捜索に参加する。1988年シャハーン・ドク(6194m)初登頂。1992年日本人僧侶河口慧海のチベット潜入経路を調査。河口慧海のチベット潜入経路を辿った紀行文、『遥かなるチベット』(中央公論新社、1994年)で第四回JTB紀行文学大賞受賞。
2004年ヒマラヤ奥地ツァルカ村に3年がかりで鉄橋を架設。その模様を著書『ヒマラヤにかける橋』に書く。ネパールで世界最高地の稲作に成功した近藤亨との関係も手短に書かれている。
白神山地の保護活動や世界遺産登録で大きな役割を果たす。ただ、白神山地の世界遺産登録そのものには否定的な態度を取り、白神山地入山問題では自由入山を主張をしている。
ゴッラゾム、シャハーンドク初登頂を果たした他、ヒマラヤ遠征を多数こなす。落ち穂拾いと表現をしながらも、ヒマラヤの未踏峰6座に初登頂している。1994年から2003年までイエティの現地調査を行い、2012年、その正体はチベットヒグマであるとの調査結果を発表し、大きな反響を呼んだ。